国産たたみ
当店は国産畳をおすすめします。
刈り取られ、織り込まれてなお呼吸し、お部屋の空気を浄化する。
減農薬で、熊本の生産農家さんによって育まれ、日本の大自然の水・光・土・風を吸い込んだ「純国産のい草」を着色料を使用せずに織り込んだ畳は、特有の「薫り」で癒しと和みをもたらします。
約30%しか市場に出回らない「国産畳」をお手元に
現在、日本国内で使用されている畳の約70%が中国産のい草で作られています。
一戸建てやマンションに入居した時に初めから入っている畳は、ほとんどが中国産です。
畳をご自分で選ぶならぜひ、「国産」と「中国産」の違いを知ってください。
一. 経年の美しさ
私たち畳屋は、新しい畳を納品してから、5年後、10年後の畳の状態を普段から頻繁に見ています。
中国産は、色ムラや黒いスジが出てきて、全体的に「赤茶色」に退色することがあります。
ささくれができて、そこからボロボロになっていることも・・・。
国産は、色ムラ・黒スジが少なく、キレイな「黄金色」に焼けてゆきます。
やがて、艶が出てきてキレイな「アメ色」へと変化するのです。
新品の時が100とするならば、中国産は、年数が経つごとに60,50と価値が落ちてゆきます。
国産は、年数の経過と手をかけてメンテナンスすることで120とか130に、味わいが出てくるのです。
品質面での「国産畳の魅力」は、そんなところにあります。
二. 安心・安全
肌に直接触れ、部屋の空気を作り出すものだから。
「安心・安全」なのは断然、国産畳です。
中国産の畳表は、着色料が塗られていたり、有害物質の残留する恐れのある農薬を使った使ったい草を使っていたり、石炭乾燥を行っているものが多いです。
国産品は、生産者が分かるように、生産者名のラベルが貼られています。それぞれの農家さんが、自分の名前を出したうえで、土・水・肥料そして育て方に工夫を凝らして「い草」を育てているのです。
三. 「手で作る」農産物
農家であり、職人。日本のい草農家さんの熱い想い。
1点、畳表がほかの農産物と大きく違う点があります。
い草農家さんは育て、出荷するだけでなく、温度や湿度を調整して乾燥させ、選別、織り方を選び……。畳店や消費者の希望に添える畳表を、織り機のメンテナンスや織り糸の張りまで自分で調整し、完成させます。
良く肥えた畑の土を作ること、命を吹き込む水の管理を行うこと、そして育てたい草を最後には織って完成させるまで。大自然の中で丹精込めて育てられ、工夫を重ねて作られた畳表には「農家さんの熱い想い」がこもっています。
国産畳商品のラインナップ
「ひのみどり」シリーズ
熊本県で10年の歳月をかけて開発されたい草「ひのみどり」を使ったブランドの畳表です。
従来の品種よりもしなやかで、細く繊細。1本1本のい草が細いので、その分多くのい草を1枚の畳に織り込めるため、肌、足ざわりの優しい仕上がりになります。「ひのさやか」「ひのさくら」「ひのさらさ」の3つのシリーズ商品があり、ニュースステーションでも紹介されたことがあるほどです。
「エコファーマー」認定農家シリーズ
人にも環境にもいい影響を与える生産方式をとり、国からも認定されたい草生産農家さんの 作った畳表です。 「昔ながらの堆肥を使った土づくり。化学肥料、農薬を出来るだけ使わない栽培」手間暇も コストもかかりますが、厳しい基準をクリアした農家さんだからこそ作れる「良品」です。
「当社・セレクト」シリーズ
熊本の700件以上のい草農家。 そこで作られる300万枚以上の畳表。 品種によってはもちろん、その年の天候によっても畳表のできばえは変わってきます。 熊本に実際に足を運び、店主である私自身の目利きで選んだものを使った畳です。 お値打ちな掘り出し物と出会えるチャンス。
「当社・指定農家」シリーズ
長年、熊本の国産畳表に触れ続けて、そして数多くの農家さんと出会い、 「この人の作る畳表ならば間違いない」そう思える農家さんと巡り合いました。 最も信頼している農家さんの直送畳表。