梅雨時の畳のお手入れについて
2018.06.09
もうすぐ、梅雨の季節です。
梅雨が近づいてくると、
「畳にカビが出て困っている・・」というご相談を、受けることがあります。
畳を替えてから、1年目の梅雨は、特にカビが出やすいので、ご注意くださいませ。
畳は、イグサという農産物からできています。
畳となってからも、新鮮さゆえ、しばらく水分と栄養分を持っています。
湿気が畳が吸収することのできる量を超えてしまうと、
この水分と栄養分により、カビが発生するのです。
この1年目を乗り切れば、キレイに退色して、部屋になじんでゆきます。
あわてることはありません。
カビが出てしまったときの対応方法としては・・・
・エタノールや消毒用アルコール(ホームセンターで売っています)を、
タオルや雑巾に、しみこませて、強く絞ってから、
畳の目に沿って、ふき取るようにしてください。
これで、キレイにとれますし、予防にもなります。
カビを生やさないための「予防策」としては、こんなことをオススメしています。
・週に1度程度は、掃除機で掃除をしておく。
・晴れた日には、風を通す。
・除湿機や、エアコンの「除湿」機能を使う。